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ラジエーターは、アッパーホース口(以下、上フランジ)から高温になった冷却液が流れ込み、コアを通過して冷却をし、再びエンジンに流れています。この一連のサイクルが、所謂「熱交換」と呼ばれるものです。
この時、車種にもよりますが、上フランジから入る熱くなった冷却液は実はコアの隅々まで行き渡っておりません(効率が良くても3/4程度)
左の画像は、フランジ位置と冷却液の流れの簡単なイラストです。赤色は熱い時の冷却液で、青色は冷却後です。白色は冷却液が滞留している箇所です。

フランジ付近しか冷却液が流れておらず、冷却液が滞留している箇所が目立ちます。
これでは、どんなに容量を増やしたところで意味はありません。
簡単にこの状態を知るのには、下ホースと、下ホースとは反対側のコアーを触り比べればすぐに判ります(火傷にお気を付け下さい)

この状態を解消してやればラジエーターを100%に近い形で利用する事が可能となり、高効率で熱交換が可能となります。

そこで当社では、タンク内部に車種毎に特殊形状の整流版を設け、冷却液をラジエーターの隅々まで流れる様に改良し、冷却効率を100%に近い状態まで引き上げております。これにより、同じ容量のラジエーターよりも更に放熱効果が高いラジエーターとなりました。

それが「極 -KIWAMI-」です。


以下は水を冷却液に見立てて、ラジエーターキャップの解放圧と同じ圧力を掛けて水の流れを確認したテストです。
こちらは何もしていない、純正と同じ状態です。やはり、半分近くは流れておりません。 こちらは「極 -KIWAMI-」のシステムを組み込み製作したラジエーターです。

上記の様に、弊社の「極 -KIWAMI-」は「ただ単純に容量アップした」だけではなく、ラジエーターの性能を100%に近い状態まで引き上げて熱交換させる事を目的とした、真鍮製スポーツタイプラジエーターです。
「極 -KIWAMI-」に限らず、弊社で取り扱いのある製品の全てはご注文を頂き、入金が確認されてからの制作となります。特に、この「極 -KIWAMI-」の様な限定されたモデルですと尚更です。
ですので、製作から納品まではお時間が掛かります(車種や仕様によって異なりますが、概ね三〜四週間程度)

しかし、完全なる受注生産ですのでお客様のお好きな様に製作が可能です。これに関しましては「ワンオフについて」をお読み下さい。

このところ、有り難い事に様々な量販店様やチューニングショップ様等からのお問い合わせやご注文を頂戴しておりますが、この「極 -KIWAMI-」は闇雲に店頭に並べて販売する普通のラジエーターではなく、全てのユーザー様の全てのニーズにお応えする為の「完全なるワンオフラジエーター」でございますから量産は出来ません(普通の容量アップタイプのラジエーターでしたら量産等のご相談には乗らせて頂きます)
ですので、店頭に並べての販売はご遠慮して頂いておりますし、同じ仕様のラジエーターは製作しておりません(全く違うユーザーで同じ仕様は有り得ませんから)

また、この「極 -KIWAMI-」に関しては「業務販売価格」と言うものは存在しません。弊社の見積もり価格が最終価格となります。そこから上乗せをするのは構いませんが(ショップとしては当然の事ですが)、誰が何と言おうとも値引き交渉には一切、応じられません。安売りする様な内容のラジエーターではありませんので、何卒ご了承下さいませ。
因みに、ショップのデモカーとしてこの「極 -KIWAMI-」を使いたいので安くして欲しい旨のお問い合わせも頂きますが、「極 -KIWAMI-」を気に入ってご購入された他のお客様に対して値引きは失礼になると考えておりますので、値引き交渉は全てお断りしております。判る方にだけ愛用して頂くのが、この「極 -KIWAMI-」です。

頑固で誠に申し訳ございません。


  • 「極 -KIWAMI-」は真鍮(黄銅)製スポーツタイプラジエーターです。総アルミニウム製でも同じ機構を組み込む事は可能ですが、補強の点で真鍮(黄銅)製とは異なりまして「極 -KIWAMI-」の名称を付ける訳には参りません。それでも良い場合はこちらのフォームよりお問い合わせ下さい。
  • ラジエーターが厚くなる分、そのスペースが必要となります。スペースがあるかどうか、事前に寸法を確認した上でご注文をお願い致します(横幅・高さは変わりません)
    尚、当社にて販売実績がある場合には採寸は不要ですが、純正と同じスペースが確保されている事が最低条件です(タービンを大きくしていたり、エキマニを社外製品と交換していたり、オイルキャッチタンク等を取り付けている場合には、ラジエーターのスペースが狭くなっている事も考えられます)
  • 例えば、ご自分のラジエーターの一番厚い箇所で50mmとした場合、三列改造製の「極」は約64mmとなりますので+14mmとなります。最近の車はスペースが無くなっていますので、例え5mmの誤差でも入らない事が充分に考えられます。
    ちなみに、管理者の場合ですと「極 -KIWAMI-」を乗せた状態で5mm以下のスペースしか残りませんでした・・・。
    お客様の採寸ミスによって車両に取り付ける事が出来ない場合の返品や返金には、誠に勝手ながら応じる事は出来ません。
  • 「極 -KIWAMI-」に限らず、容量アップしたラジエーターは冷やす為に製作しております。
    ですので、夏場では丁度良いかも知れませんが、冬場になるとオーバークール気味になってしまいます。これはどうしても仕方が無い事ですので各自で対策を施して下さい。
「極 -KIWAMI-」の詳細 ─ 「極 -KIWAMI-」のモデルの紹介や、細かい仕様が掲載されております